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デット エクイティ スワップ

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負債と資本をスワップ(交換)することです。

 

社長借入金は 社長個人が会社へ貸し付けた資金

ですから、 放置して忘れて 社長が亡くなってしまうと

社長借入金は 相続財産となり高額な相続税を払うことになります。

 

 

社長借入金の発生原因

通常の会社では 社長か立替て支払った経費など

役員退職金などの未払金など

 

社長借入金の消滅方法

① 債務免状の通知を行う

② 役員報酬を減らして 返済に回す

③ 増資を行う

など ケースバイケースです。

 

繰越損失がある場合は

債務免除が良く行われます。

②は 役員報酬を減額した分

法人税が増えます。

③ 高額になると 資本への組み入れが行われます。

 

資本組み入れは「みなし贈与」に注意

A 会社の 株主が複数存在する場合

A社長から 資本組み入れを行うことで会社の株価が上昇して

他の株主の株価が上昇するようなケースでは

間接的に Aさんから 他の株主に 贈与があったものと見なされますので

要注意です。

 

500万円超の現物出資は 手続が煩雑になります。

裁判所が選任した調査役の調査の必要性があります。

そこで 500万以下の増資を複数回繰り返し事がになります。

 

一度に高額の増資を行う必要がある場合は 社長が銀行などから借り入れを行い、

時価発行増資をします。 500万円以下で繰り返して増資を

行う場合は会社の増資資金で社長借入金の返済を同時に行い。

銀行の借り入れは 返済します。

 

役員借入金は 金銭消費貸借証書が無いのが普通です。

何時借り入れを実行したのが 不明ですので

帳面上の操作で 借入金の発生原因と日時を明らかに

するために 金銭消費貸借証書を作り

借入金の返済と実行を同時に行います。

 

みなし贈与

株主が複数いる場合は 時価発行しなければ

みなし贈与の問題が生じるために 株価の時価を算定する必要が

あります。

株主が社長1人の場合は みなし贈与の問題が生じないので

株価の時価の計算の必要性はありません。

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2013年6月17日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:税 節税

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